58 歳男性。不眠のため心療内科を受診し、以下の処方箋を持って保険薬局を訪れた。薬剤師がゾルピデム錠の添付文書を確認した…
薬学実践問題(実務) 第322問
58 歳男性。不眠のため心療内科を受診し、以下の処方箋を持って保険薬局を訪れた。薬剤師がゾルピデム錠の添付文書を確認したところ、ゾルピデム錠は向精神薬であり、医療保険制度上、30 日の処方日数の上限があることが判明した。(処方)ゾルピデム錠5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 就寝前 60 日分今回のゾルピデム錠の処方に関し、薬剤師の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
- (1)60 日処方可能な睡眠薬に変更できないか疑義照会した。
- (2)医師に疑義照会せずそのまま調剤した。
- (3)30 日分に処方変更するよう疑義照会した。
- (4)分割調剤して30 日分だけ交付した。
- (5)30 日分の処方箋を2 枚発行するよう医師に依頼した。
正答 (1)(3)
正答は (1)と(3)。ゾルピデムは1回30日分までなので、30日分に直すか、60日分を出せる睡眠薬に変えるかを医師に照会します。
ゾルピデムは向精神薬で、保険診療では1回に30日分までしか出せません。処方箋の内容が決まりに合わないときは、薬剤師は疑義照会をして、医師の判断で直してもらいます。
【ほかの選択肢】
(2) 投与期間の上限を超えており、そのまま調剤してはいけない 誤り
(4) 分割調剤は処方の上限を超える処方を直す方法ではなく、医師への照会が必要 誤り
(5) 処方箋を2枚に分けるのは上限を避ける方法で、適切ではない 誤り
出典:第106回 薬剤師国家試験 問322(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「薬学実践問題(実務)」のほかの問題
- 2025年(令和7年) 第328問5 歳男児。37 ℃の微熱と咽頭痛があり、近医を受診したが、翌日に39.2 ℃まで上昇し
- 2026年(令和8年) 第300問29 歳男性。身長 170 cm、体重 47 kg。喫煙 20 本/日。腹痛、反復する下
- 2022年(令和4年) 第271問27 歳男性。体重50 kg。父をドナーとする生体腎移植治療が予定されている。7 日後の
- 2023年(令和5年) 第242問7 月某日、小学校で学校薬剤師が屋外プールの定期水質検査を行うことになった。プールは上か
- 2024年(令和6年) 第212問57 歳男性。身長175 cm、体重63 kg。患者は大腸がんの治療で、3 ケ月前より病
- 2024年(令和6年) 第340問74 歳女性。友人と一緒に地域の健康フェアに参加した際に、お薬相談コーナーを訪れた。女性
スポンサーリンク

