フェニトイン100 mg 錠を1 回1 錠、1 日3 回服用するところ、誤って1 回1錠、1 日2 回しか服用していなか…

薬学理論問題(薬剤) 第175問

フェニトイン100 mg 錠を1 回1 錠、1 日3 回服用するところ、誤って1 回1錠、1 日2 回しか服用していなかった。その時の患者のフェニトインの血中濃度は4 μg/mL であった。この患者が処方どおりに1 日3 回服用した場合のフェニトインの血中濃度(μg/mL)として、最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、フェニトインの血中濃度は定常状態における平均値であるものとし、フェニトインの体内からの消失はMichaelis︲Menten 式で表され、Michaelis 定数を4 μg/mL、バイオアベイラビリティを100%とする。

正答 (2)
正答は (2)。1日200 mg で4 μg/mL から Vmax=400 mg/日が求まり、1日300 mg での定常状態の濃度は12 μg/mL です。 定常状態では、投与速度と Michaelis-Menten 式で表される消失速度が等しくなります。 投与速度=Vmax×C÷(Km+C) 200 mg/日=Vmax×4÷(4+4) Vmax=400 mg/日 300=400×C÷(4+C) 300×(4+C)=400×C 1,200=100×C C=12 μg/mL
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投与量は1.5倍ですが、濃度は3倍になります。 【ほかの選択肢】 (1)(3)(4)(5) 計算の値12 μg/mL に合わない((1) の6は量に比例すると考えた値) 誤り 【ポイント】 フェニトインは消失が飽和するので、少し増やしただけで血中濃度が大きく上がります。

出典:第107回 薬剤師国家試験 問175(厚生労働省 公表)出典元ページ

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