図は、well︲stirred model に基づいた肝臓からの薬物消失モデルを示したものである。このモデルに関する記述…

薬学理論問題(薬剤) 第176問

図は、well︲stirred model に基づいた肝臓からの薬物消失モデルを示したものである。このモデルに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、CLᵢₙₜ は肝固有クリアランス、fᵤ は血中タンパク非結合形分率、Cᵢₙ は肝臓に流入する部位における血中薬物濃度、Cₒᵤₜ は肝臓から流出する部位における血中薬物濃度、Qₕ は肝血流量とする。

薬剤師 2022年(令和4年) 第176問の図
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。well-stirred model では肝臓の中の非結合形濃度は均一で、流出血の非結合形濃度 fu×Cout に等しいとみなします。 肝臓での消失速度は、肝組織の非結合形濃度に肝固有クリアランスを掛けたもの(CLint×fu×Cout)です。肝臓の薬物量の変化速度は、流入(Qh×Cin)から流出(Qh×Cout)と消失を引いて表せます。 【ほかの選択肢】 (1) このモデルでは、肝臓の中はよくかき混ぜられていて、非結合形の濃度は均一とみなす 誤り (2) 肝組織中の非結合形濃度は、流出血の非結合形濃度 fu×Cout に等しい。Cin ではない 誤り
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(5) CLint は肝細胞の代謝・排泄の能力で、Qh とは関係なく決まる。fu×CLint が Qh より十分大きいとき、肝クリアランスが Qh に近づく 誤り

出典:第107回 薬剤師国家試験 問176(厚生労働省 公表)出典元ページ

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