50 歳男性。高血圧の治療のため、近隣の内科クリニックに通院中である。喫煙歴30 年(1 日40 本)。かかりつけ薬剤師…

薬学実践問題(物理) 第206問

50 歳男性。高血圧の治療のため、近隣の内科クリニックに通院中である。喫煙歴30 年(1 日40 本)。かかりつけ薬剤師に患者から電話相談があり、「昨日、晴天の中ゴルフに出かけたところ、衣服から露出した部分が赤く日焼けのようになった」と相談があった。薬剤師が薬剤服用歴を確認したところ、光線過敏症の可能性が疑われたので、皮膚科受診を勧めた。4 月20 日 処方内容(内科)テモカプリル塩酸塩錠4 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)ヒドロクロロチアジド錠12.5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 朝食後 28 日分ゾルピデム酒石酸塩錠5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 就寝直前 28 日分モサプリドクエン酸塩錠5 mg 1 回1 錠(1 日3 錠)1 日3 回 朝昼夕食後 28 日分ケトプロフェンテープ20 mg 1 回2 枚(1 日2 枚)1 日1 回 朝 腕・腰に貼付 7 日分光線過敏症は、体表面に近い部分に分布した薬物が電磁波を吸収することにより誘発される。光線過敏症を誘発する電磁波に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

正答 (1)(5)
正答は (1)と(5)。光線過敏症を起こすのは主に紫外線で、キセノンランプの光に含まれ、分子の n-π*・π-π* 遷移を起こします。 紫外線は電子遷移を起こすエネルギーをもち、薬物が吸収して励起されると、活性酸素などができて皮膚の障害が起こります。キセノンランプは紫外から可視・赤外まで連続した光を出し、日光に近いので光安定性試験などにも使われます。 【ほかの選択肢】 (2) 原子核のスピン遷移に伴うのはラジオ波で、NMR に使う 誤り (3) 水分子の回転運動を起こすのはマイクロ波 誤り (4) SPECT や PET に使うのはγ線 誤り

出典:第107回 薬剤師国家試験 問206(厚生労働省 公表)出典元ページ

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