連日、猛暑のために熱中症警戒アラートが発表されている。そこで、高校の体育教員が経口補水液を買いに薬局に来て、薬剤師に熱中…
薬学実践問題(実務) 第242問
連日、猛暑のために熱中症警戒アラートが発表されている。そこで、高校の体育教員が経口補水液を買いに薬局に来て、薬剤師に熱中症や暑さ指数(WBGT)について質問をした。熱中症や暑さ指数(WBGT)に関する説明として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- (1)熱中症は、体内の水分や電解質が欠乏することで起こる健康障害です。
- (2)熱中症は、屋内でも起こることがあるので、特に厚手の衣類を着用するスポーツでは注意が必要です。
- (3)同じ気温でも、湿度が高いときほど熱中症の危険性は高くなります。
- (4)暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として提案された指標で、℃の単位で表されます。
- (5)暑さ指数(WBGT)は、感覚温度図表を用いて算出されます。
正答 (5)
正答は (5)。WBGT は湿球温度・黒球温度・乾球温度から計算する指標で、感覚温度図表は使いません。
暑さ指数(WBGT)は、屋外(日射あり)では次の式で求めます。
WBGT = 0.7 × 湿球温度 + 0.2 × 黒球温度 + 0.1 × 乾球温度
屋内(日射なし):WBGT = 0.7 × 湿球温度 + 0.3 × 黒球温度
感覚温度図表は、乾球温度・湿球温度・気流から感覚温度(実効温度)を読み取るためのものです。
【ほかの選択肢】
(1) 体内の水分・塩分の釣り合いが崩れて起こる障害 正しい
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(2) 屋内でも起こり、熱がこもる厚手の衣類や防具を着る競技では特に注意する 正しい
(3) 湿度が高いと汗が蒸発しにくく体温が下がりにくい。WBGT も湿球温度の重みが最も大きい 正しい
(4) 熱中症の予防を目的に提案された指標で、単位は℃ 正しい
出典:第107回 薬剤師国家試験 問242(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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