校舎が老朽化したため、一部の教室の改築が行われた。改築した教室を利用した生徒から、目、鼻、のどの刺激、めまいの訴えが続い…
薬学実践問題(実務) 第244問
校舎が老朽化したため、一部の教室の改築が行われた。改築した教室を利用した生徒から、目、鼻、のどの刺激、めまいの訴えが続いたため、養護教諭から学校薬剤師に相談があった。学校薬剤師がこの教室内の空気中の化学物質を検査したところ、「学校環境衛生基準」で定められている2 つの物質が高濃度で検出された。生徒の症状の原因と考えられる物質の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。
正答 (3)
正答は (3)。建材や接着剤・塗料から出るホルムアルデヒドとキシレンは、目・鼻・のどの刺激などを起こし、学校環境衛生基準に定めがあります。
改築や新しい家具の後に出る、いわゆるシックスクール(シックハウス)の症状です。学校環境衛生基準の教室の空気の項目には、揮発性有機化合物としてホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・パラジクロロベンゼン・エチルベンゼン・スチレンが定められています。ホルムアルデヒドは合板の接着剤、キシレンは塗料や接着剤の溶剤から出ます。
【ほかの選択肢】
(1)(5) アスベストは学校環境衛生基準の空気の項目に無く、刺激症状の原因でもない 誤り
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(2) フタル酸ジ-2-エチルヘキシルは学校環境衛生基準の項目に無い 誤り
(4)(5) 一酸化炭素は燃焼器具から出るもので、改築で増えるものではなく、刺激症状も起こさない 誤り
出典:第107回 薬剤師国家試験 問244(厚生労働省 公表)出典元ページ
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