32 歳女性。全大腸型潰瘍性大腸炎と診断され、プレドニゾロンで加療していたが再燃を繰り返したため、プレドニゾロンをインフ…

薬学実践問題(実務) 第281問

32 歳女性。全大腸型潰瘍性大腸炎と診断され、プレドニゾロンで加療していたが再燃を繰り返したため、プレドニゾロンをインフリキシマブのバイオシミラー製剤に変更したところ軽快した。インフリキシマブに変更して6 ヶ月目に全身倦怠感と顔面(頬部)の広範な紅斑を認め、TNF 阻害薬誘発性のループス様症状と診断された。ループス様症状は、インフリキシマブ投与の中止と高用量のプレドニゾロン投与により軽快した。このとき、消化性潰瘍の予防として使用されたのはどれか。1つ選べ。

正答 (5)
正答は (5)。高用量のステロイドを使うときの消化性潰瘍の予防には、プロトンポンプ阻害薬のランソプラゾールを使います。 ランソプラゾールは胃の壁細胞のプロトンポンプ(H⁺, K⁺-ATPase)を阻害して胃酸の分泌を抑え、ステロイドによる潰瘍を防ぐ目的で併用されます。 【ほかの選択肢】 (1) メサラジンは潰瘍性大腸炎の治療薬で、胃潰瘍の予防には使わない 誤り (2) アレンドロン酸はステロイド性骨粗しょう症の予防などに使う。潰瘍の予防ではない 誤り (3) フェブキソスタットは高尿酸血症の治療薬 誤り (4) エトドラクは NSAIDs で、むしろ消化性潰瘍の原因になる 誤り

出典:第107回 薬剤師国家試験 問281(厚生労働省 公表)出典元ページ

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