85 歳男性。肺がんで入院治療を行っていたが、在宅で緩和ケアを受けることになり退院した。痛みに対して、アセトアミノフェン…

薬学実践問題(実務) 第316問

85 歳男性。肺がんで入院治療を行っていたが、在宅で緩和ケアを受けることになり退院した。痛みに対して、アセトアミノフェン錠が投与されていたが、先日から痛みが増してきたので、オピオイドが処方されることになった。終末期のため患者家族が服薬について管理している。現在の処方を以下に示す。(処方1 )オキシコドン徐放錠5 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)1 日2 回 12 時間毎に投与 14 日分(処方2 )オキシコドン塩酸塩水和物散2.5 mg 1 回1 包痛いとき20 回分(20 包)(処方3 )酸化マグネシウム錠250 mg 1 回1 錠(1 日3 錠)1 日3 回 朝昼夕食後   14 日分(処方4 )プロクロルペラジンマレイン酸塩錠5 mg 1 回1 錠(1 日3 錠)1 日3 回 朝昼夕食後   14 日分患者家族への服薬指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。

正答 (4)(5)
正答は (4)と(5)。オキシコドンで起こりやすい便秘には酸化マグネシウムを、吐き気にはプロクロルペラジンを予防のために使います。 オピオイドは腸の動きを抑えるため便秘がほぼ必ず起こり、続けて下剤を使います。吐き気は使い始めに起こりやすく、制吐薬で予防します。 【ほかの選択肢】 (1) 徐放錠をかみ砕くと一度に吸収され、効きすぎや呼吸抑制のおそれがある。そのまま飲む 誤り (2) 徐放錠の抜け殻が便に出ることがあるが、薬は吸収されている。効果が弱まったわけではない 誤り (3) 速放性の散剤は服用後短時間で効果が出るので、効かなければ比較的短い間隔で追加できる。5時間以上あける決まりではない 誤り

出典:第107回 薬剤師国家試験 問316(厚生労働省 公表)出典元ページ

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