35 歳男性。冠動脈疾患の既往がある。近医にて原発性の甲状腺機能低下症と診断され、処方1 で治療を継続している。最近にな…

薬学理論問題(化学) 第106問

35 歳男性。冠動脈疾患の既往がある。近医にて原発性の甲状腺機能低下症と診断され、処方1 で治療を継続している。最近になって花粉症のような症状を訴えたため、別のクリニックで処方2 が追加され、その処方箋を持って来局した。(処方1 )レボチロキシンナトリウム錠100 μg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 朝食後 28 日分(処方2 )小青竜湯エキス顆粒 1 回2.5 g(1 日7.5 g)1 日3 回 朝昼夕食前 7 日分処方2 の処方箋を見た薬剤師は、頻脈や動悸などの副作用が出現する可能性を考えて、服薬期間中に患者のフォローアップをすることとした。その根拠となった、小青竜湯に含まれる化合物はどれか。1つ選べ。

薬剤師 2023年(令和5年) 第106問の選択肢の図
正答 (2)
正答は (2)。(2) はマオウに含まれるエフェドリンで、交感神経を刺激して頻脈や動悸を起こすことがあり、甲状腺製剤との併用でその作用が強まるおそれがあります。 小青竜湯にはマオウ(麻黄)が含まれます。小青竜湯の添付文書では、甲状腺製剤(チロキシン、リオチロニンなど)は交感神経刺激作用が増強されるおそれがあるとして併用注意とされています。この患者はレボチロキシンを服用中で冠動脈疾患の既往もあるため、頻脈・動悸などに注意してフォローアップします。 【ほかの選択肢】 (1) ケイヒの成分のケイアルデヒド(シンナムアルデヒド) 誤り
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(3) シャクヤクの成分のペオニフロリン 誤り (4) カンゾウの成分のグリチルリチン酸。偽アルドステロン症(低カリウム血症・高血圧・浮腫)に注意する 誤り (5) ショウガ類(小青竜湯ではカンキョウ)の辛味成分のショウガオール 誤り

出典:第108回 薬剤師国家試験 問106(厚生労働省 公表)出典元ページ

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