30 歳女性。気管支ぜん息治療のため、処方1 及び2 の製剤を継続使用している。…

薬学実践問題(実務) 第256問

30 歳女性。気管支ぜん息治療のため、処方1 及び2 の製剤を継続使用している。(処方1 )テリルジー100 エリプタ 30 吸入用(注) 1 個1 回1 吸入  1 日1 回 朝吸入注: 1 吸入でフルチカゾンフランカルボン酸エステルとして100 μg、ウメクリジニウムとして62.5 μg 及びビランテロールとして25 μg を吸入できるドライパウダー吸入剤(処方2 )サルブタモール硫酸塩エアゾール100 μg 1 本発作時 1 回2 吸入  1 日4 回まで来局時、薬剤師は患者に対し最近気になることはないか尋ねたところ、次の回答を得た。患者:「今まで発作は月1 ~2 回程度でしたが、最近、頻度が多くなっています。発作が出てしまう原因はわからないのでしょうか。」(薬歴に記載された前回来局時までの患者情報)事務職。仕事はほぼ定時だが、月に1 回程度は残業がある。ダイエットを心がけているが、仕事中につい間食をし、ジュースを飲んでしまう。性格はまじめで、ストレスを溜めやすい。薬剤師は、生活環境の中に発作の原因がある可能性を考えた。患者から聞き取り収集する情報として、重要性の最も低いのはどれか。1つ選べ。

正答 (3)
正答は (3)。グレープフルーツジュースはぜん息の発作の原因とは考えにくく、聞き取る重要性は最も低い項目です。 発作が増えた原因として、生活の中の増悪因子を探します。ストレス・過労、鎮痛薬(NSAIDs による発作)、ペットの毛などのアレルゲン、かぜなどの気道感染は、いずれもぜん息の発作を起こす代表的な因子です。グレープフルーツジュースは一部の薬の代謝に影響しますが、ぜん息の発作の誘因とは考えにくい項目です。 【ほかの選択肢】 (1) 残業によるストレス・過労は発作の誘因になる 重要 (2) NSAIDs で発作が起こる人(アスピリンぜん息)がいる 重要 (4) 犬や猫の毛・ふけはアレルゲンになる 重要 (5) かぜなどの気道感染は発作の大きな誘因 重要

出典:第108回 薬剤師国家試験 問256(厚生労働省 公表)出典元ページ

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