薬剤師と以前から交流のあった医師が、高齢化の進むある地方で保険医療機関を数年前に開設したが、近隣地域には保険薬局がなかっ…
薬学実践問題(法規) 第322問
薬剤師と以前から交流のあった医師が、高齢化の進むある地方で保険医療機関を数年前に開設したが、近隣地域には保険薬局がなかった。そのため、この薬剤師は保険薬局を開設することを計画し、地域の住民に貢献するため、将来的には健康サポート薬局の届出をしようと考えている。保険薬局の指定を受けるにあたり、保険薬局における留意点を確認し方針を検討した。以下の内容のうち正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)当該保険医療機関から保険薬局への専用通路を設置し、一体的な構造にする。
- (2)当該医療機関と経営主体が同一とならないよう配慮する。
- (3)当該保険医療機関に対価を支払って患者を誘導してもらう。
- (4)介護事業者に在宅の患者紹介を依頼し、紹介された患者数に応じて紹介料を支払う。
- (5)初回利用の患者は一部負担金の支払いを免除する。
正答 (2)
正答は (2)。保険薬局は、保険医療機関と一体的な構造や一体的な経営にしてはならず、経営主体が同じにならないよう配慮します。
保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則(薬担規則)は、保険薬局が保険医療機関から独立していること(医薬分業の趣旨)を求めています。保険医療機関と一体的な構造にすることや一体的な経営を行うこと、患者を誘導してもらう対価として金品を渡すことは禁止されています。
【ほかの選択肢】
(1) 専用通路で一体的な構造にすることは禁止されている 誤り
(3) 患者を誘導してもらう対価を医療機関に支払うことは禁止されている 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 紹介料を払って患者を誘引することは、健康保険事業の健全な運営を損なうものとして禁止されている 誤り
(5) 一部負担金は受け取らなければならず、免除して患者を誘引してはならない 誤り
出典:第108回 薬剤師国家試験 問322(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「薬学実践問題(法規)」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第308問13 歳男性。身長135 cm、体重40 kg。近隣の公立病院脳神経外科にて頭蓋咽頭腫の
- 2024年(令和6年) 第324問21 歳男性。スポーツ競技者。花粉症による鼻炎症状がつらく、練習に影響するので自分で何か
- 2025年(令和7年) 第320問69 歳男性。一人暮らし。隣県に息子が住んでおり、休日にこの男性の世話をしている。処方1
- 2026年(令和8年) 第317問35 歳女性。身長 150 cm、体重 45 kg。2 年前より潰瘍性大腸炎と診断され、
- 2021年(令和3年) 第312問34 歳女性(患者A)。閉経前早期乳がんの患者。部分切除術後の迅速病理診断の結果によりエ
- 2022年(令和4年) 第309問30 歳女性。「この季節になると、くしゃみが出て、鼻が詰まってつらい」との訴えがあり、仕
スポンサーリンク

