ある疾患の予防薬である新薬X の評価を行うために調査を行ったところ、プラセボ対照無作為化二重盲検比較試験のデータが得られ…

薬学理論問題(病態) 第194問

ある疾患の予防薬である新薬X の評価を行うために調査を行ったところ、プラセボ対照無作為化二重盲検比較試験のデータが得られ、新薬X の有効性が示されていた(下表)。この結果から算出できる新薬X の治療必要数(NNT)が20 であるとき、表の(A)に入る数値として適切なのはどれか。1つ選べ。

薬剤師 2024年(令和6年) 第194問の表
正答 (4)
正答は (4)。NNT が20なら絶対リスク減少は1/20=0.05で、プラセボ群の発症率0.10から引くと新薬群の発症率は0.05、Aは40人です。 NNT(治療必要数)は、1人の発症を防ぐのに何人に治療すればよいかを表し、絶対リスク減少(ARR)の逆数です。 プラセボ群の発症率=80÷800=0.10 ARR=1÷NNT=1÷20=0.05 新薬X群の発症率=0.10-0.05=0.05 A=800×0.05=40人 【ほかの選択肢】 (1)(2)(3)(5) NNT が20になる値ではない。たとえばA=20なら ARR=0.10-0.025=0.075、NNT≒13 誤り 【ポイント】 NNT は小さいほど、少ない人数の治療で1人の発症を防げる効果の大きい薬です。

出典:第109回 薬剤師国家試験 問194(厚生労働省 公表)出典元ページ

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