80 歳男性。脊柱管狭窄症があり、自宅療養中。骨粗しょう症があり、定期的にイバンドロン酸ナトリウム水和物の注射を受けてい…

薬学実践問題(法規) 第312問

80 歳男性。脊柱管狭窄症があり、自宅療養中。骨粗しょう症があり、定期的にイバンドロン酸ナトリウム水和物の注射を受けていたが、腰痛がひどく、新たに処方1 の薬剤が追加され使用している。この男性は、娘が介護を行うにあたり近々娘の家で同居することとなり、娘から近隣の薬局に処方1 の薬剤の取扱いがあるか問合せがあった。現在、当該薬局では処方1 の取扱いはなかったが、男性が引っ越してくるまでに時間があるため、処方1 の製造販売業者が提供するシステムへの調剤施設の登録などの手続きを行い、調剤できる準備を整えることになった。(処方1 )ブプレノルフィン経皮吸収型製剤5 mg 1 回1 枚7 日に1 枚貼付 2 回分(全2 枚)麻薬及び向精神薬取締法に基づく処方1 に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

正答 (4)(5)
正答は (4)と(5)。ブプレノルフィンは第二種向精神薬で、廃棄に許可や届出は要らず、一定数量以上の紛失などは向精神薬事故届を出します。 ブプレノルフィンは麻薬ではなく、麻薬及び向精神薬取締法の第二種向精神薬です。薬局は向精神薬小売業者の免許を受けたものとみなされるため、別に免許は要りません。向精神薬の廃棄は、回収できない方法(焼却など)で行えば、許可や届出は要りません。一方、定められた数量以上の紛失・盗難などの事故が起きたときは、都道府県知事に「向精神薬事故届」を出します。 【ほかの選択肢】
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(1) 麻薬ではないため、麻薬小売業者の免許は要らない 誤り (2) 麻薬施用者の免許証の番号を書くのは麻薬処方箋で、向精神薬の処方箋には要らない 誤り (3) 「堅固な設備内に施錠して保管」は麻薬の保管の決まり。向精神薬は、医療従事者が見張れないときに鍵をかけた設備で保管する 誤り

出典:第109回 薬剤師国家試験 問312(厚生労働省 公表)出典元ページ

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