鉱質コルチコイド作用が弱く、糖質コルチコイド作用が最も強いステロイド性抗炎症薬はどれか。1つ選べ。…

薬学理論問題(薬理) 第168問

鉱質コルチコイド作用が弱く、糖質コルチコイド作用が最も強いステロイド性抗炎症薬はどれか。1つ選べ。

薬剤師 2025年(令和7年) 第168問の選択肢の図
正答 (1)
正答は (1)。構造式1は 9α-フッ素・16α-メチル・1,2位の二重結合をもつデキサメタゾンで、糖質コルチコイド作用が最も強く鉱質コルチコイド作用はほとんどありません。 構造式は次のとおりです(ヒドロコルチゾンを1とした糖質コルチコイド作用の強さの目安)。 1:デキサメタゾン(約25〜30) 2:トリアムシノロン(16α-OH、約5) 3:フルドロコルチゾン(9α-F、鉱質コルチコイド作用が非常に強い) 4:メチルプレドニゾロン(6α-メチル、約5) 5:ヒドロコルチゾン(1)
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1,2位の二重結合と9α-フッ素は糖質コルチコイド作用を強めます。16位のメチル基・水酸基は鉱質コルチコイド作用を弱めます。 【ほかの選択肢】 (2)(4) 鉱質コルチコイド作用は弱いが、糖質コルチコイド作用はデキサメタゾンより弱い 誤り (3) 16位に置換基がなく、9α-フッ素で鉱質コルチコイド作用が強い 誤り (5) ヒドロコルチゾンは鉱質コルチコイド作用もある 誤り 【ポイント】 ベタメタゾンはデキサメタゾンの16位のメチル基が β 向きの異性体で、作用の強さはほぼ同じです。

出典:第110回 薬剤師国家試験 問168(厚生労働省 公表)出典元ページ

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