65 歳男性。毎年2 月から6 月頃にかけて、鼻水、くしゃみ、鼻づまりの症状に悩むため、2 月になり、一般用医薬品購入の…

薬学実践問題(実務) 第289問

65 歳男性。毎年2 月から6 月頃にかけて、鼻水、くしゃみ、鼻づまりの症状に悩むため、2 月になり、一般用医薬品購入のため、来局した。初めての来局だったので、聞き取りを行い、以下の情報が得られた。・出勤や訪問などの外出時に、くしゃみや鼻水がひどくなるが、その症状に対する薬は飲んだことがない。・数年前に市販の花粉症に対する内服薬を購入したことがあるが、品名は忘れた。・就寝時布団に入り暖まると、鼻づまりがひどくなり、寝つきが悪くなることが多い。・仕事で週に2 ~3 回、社用車を運転して取引先を訪問することがある。・泌尿器科クリニックで前立腺肥大症と診断され、治療を受けている。・頻尿と残尿感を改善する内服薬を1 日1 回夕食後に服用している。ただし、薬剤名は不明である。聞き取りの内容を踏まえて、この来局者に提案する一般用医薬品として最も適切なのはどれか。1つ選べ。

薬剤師 2025年(令和7年) 第289問の選択肢の図
正答 (1)
正答は (1)。眠気・抗コリン作用の少ないエピナスチン単味の製品を、初めて試すため少ない包装で勧めるのが最も適切です。 この人は車を運転し、前立腺肥大症の治療中です。第2世代抗ヒスタミン薬のエピナスチンは眠気や抗コリン作用が少なく、運転への影響や排尿障害の心配が比較的小さい薬です。以前の薬の名前が分からず効き方や副作用を確かめられないため、まず少ない包装(6錠)で試し、効果と眠気の有無を確認してもらいます。 【ほかの選択肢】 (2) 成分は同じだが、初めて試すには48錠は多い。まず少量で効果と副作用を確かめる 誤り
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(3) クロルフェニラミンは眠気と抗コリン作用が強く、運転や前立腺肥大症に向かない。フェニレフリンも排尿障害を悪くするおそれがある 誤り (4) プソイドエフェドリンとベラドンナ総アルカロイド(抗コリン)は排尿困難を悪くする。カルビノキサミンも眠気が出る 誤り (5) 成分は (4) と同じで、同じ理由で適さない 誤り

出典:第110回 薬剤師国家試験 問289(厚生労働省 公表)出典元ページ

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