2 歳女児。母親に連れられ喫茶店にいたところ、母親が目を離した隙に、未使用の紙巻たばこを口に含んだ。母親は、女児を連れて…
薬学実践問題(実務) 第328問
2 歳女児。母親に連れられ喫茶店にいたところ、母親が目を離した隙に、未使用の紙巻たばこを口に含んだ。母親は、女児を連れて直ちに喫茶店の向かいにあった薬局を訪れた。薬剤師が確認したところ、紙巻たばこの先端から2 cm 程度が噛みちぎられていた。女児には特に目立った症状はなく、顔色も良好であった。薬剤師が母親に提案する対応として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- (1)口の中に残っているものがあれば、取り除く。
- (2)口に含んだ後の経過時間及び状態を記録する。
- (3)牛乳を飲ませた後、胃内容物を吐き出させる。
- (4)経口補水液を飲ませる。
- (5)成分として薬用炭を含む一般用医薬品を服用させる。
正答 (1)(2)
正答は (1)と(2)。口の中に残ったたばこを取り除き、いつ・どれだけ口にしたかと様子を記録して、症状の変化と受診の判断に備えます。
たばこの誤食では、ニコチンが嘔吐・顔面蒼白・頻脈などを起こします。まず口の中のたばこを取り除き、経過時間や量・症状を記録して観察します。嘔吐などの症状が出たときや、食べた量が多いときは医療機関を受診します。
【ほかの選択肢】
(3) 牛乳や水を飲ませるとニコチンが溶け出して吸収が進むおそれがある。無理に吐かせることもしない 誤り
(4) 経口補水液などの水分を飲ませると、ニコチンの吸収を促すおそれがある 誤り
(5) 薬用炭を含む一般用医薬品を、2歳児の中毒の処置として家庭で飲ませることは勧めない 誤り
出典:第111回 薬剤師国家試験 問328(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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