次の記述のうち、金融庁の「顧客本位の業務運営に関する原則」に照らし、最も不適切なものはどれか。…
第2問(記述の選択) (21)
次の記述のうち、金融庁の「顧客本位の業務運営に関する原則」に照らし、最も不適切なものはどれか。
- (1)顧客本位の業務運営に関する原則を採択する金融事業者には、顧客本位の業務運営を実現するための明確な方針を策定・公表したうえで、当該方針に係る取組状況を定期的に公表するとともに、当該方針を定期的に見直すこと等が求められている。
- (2)金融事業者は、顧客に対して情報を提供する際には、情報を重要性に応じて区別し、より重要な情報については、特に強調するなどして顧客の注意を促すことが求められている。
- (3)金融事業者は、顧客本位の業務運営に関する方針を策定する際には、取引の直接の相手方としての顧客を優先するべきであり、インベストメント・チェーンにおける最終受益者としての顧客まで念頭に置くことまでは求められていない。
正答 (3)
正答は (3)。これが不適切です。
「顧客本位の業務運営に関する原則」では、原則1の注で、方針を策定する際には、取引の直接の相手方としての顧客だけでなく、インベストメント・チェーンにおける最終受益者としての顧客をも念頭に置くべきであるとしています。たとえば、年金基金などの運用を受託する場合、直接の相手は年金基金でも、最終的に利益を受けるのは年金の受給者です。「最終受益者まで念頭に置くことは求められていない」が誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 原則1は、顧客本位の業務運営を実現するための明確な方針を策定・公表し、取組状況を定期的に公表するとともに、方針を定期的に見直すことを求めています。 適切
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(2) 原則5の注では、顧客に情報を提供する際には、情報を重要性に応じて区別し、より重要な情報については特に強調するなどして顧客の注意を促すべきであるとしています。 適切
【インベストメント・チェーンとは】
家計などの資金が、金融商品の販売・運用・企業への投資を通じて企業の成長につながり、その成果が再び家計に還元される、という資金の流れのつながりをいいます。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 2級学科試験 2024年5月 (21)出典元ページ
最終更新日
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