個人顧客Aが死亡し、Aの相続人が子Bおよび子Cの2名で、Aの相続開始時の預金額が普通預金1,200万円の場合において、子…

第2問(記述の選択) (39)

個人顧客Aが死亡し、Aの相続人が子Bおよび子Cの2名で、Aの相続開始時の預金額が普通預金1,200万円の場合において、子Bが家庭裁判所の判断を経ることなく、遺産分割前に単独で払戻しを請求することができる預金債権の上限額として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。

正答 (1)
正答は (1)。上限は150万円です。 相続人は、遺産分割の前でも、家庭裁判所の判断を経ずに、亡くなった人の預金の一部を単独で払い戻せます(民法909条の2)。1つの金融機関ごとに、次の式で出した額が上限で、さらに150万円が限度です。 相続開始時の預金額 × 3分の1 × 払戻しを求める相続人の法定相続分 1,200万円 × 3分の1 × 2分の1 = 200万円 計算では200万円ですが、1つの金融機関あたりの上限は150万円なので、子Bが払い戻せるのは150万円までです。
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【ほかの選択肢】 (2) 200万円 誤り。式で出した額ですが、150万円の上限を超えています。 (3) 400万円 誤り。法定相続分を掛けていない値です。 【ポイント】 葬儀費用や当面の生活費のための制度 上限は金融機関ごとに150万円 払い戻した分は、その相続人が遺産の一部を受け取ったものとして扱われます。

出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 3級学科試験 2021年5月 (39)出典元ページ

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