①に示す高圧引込ケーブルに関する施工方法等で,不適切なものは。…
一般問題 第30問
①に示す高圧引込ケーブルに関する施工方法等で,不適切なものは。
- イケーブルには,トリプレックス形6 600V 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルを使用して施工した。
- ロ施設場所が重汚損を受けるおそれのある塩害地区なので,屋外部分の終端処理はゴムとう管形屋外終端処理とした。
- ハ電線の太さは,受電する電流,短時間耐電流などを考慮し,一般送配電事業者と協議して選定した。
- ニケーブルの引込口は,水の浸入を防止するためケーブルの太さ,種類に適合した防水処理を施した。
正答 ロ
正答は (2)。
【結論】
図の①は、GR付PASから受電設備まで引き込む高圧引込ケーブルです。重汚損を受けるおそれのある塩害地区では、塩分がケーブルの終端部の表面に付いて絶縁が低下しやすくなります。そのため、屋外の終端処理には耐塩害用の終端接続部を使います。普通のゴムとう管形屋外終端処理とした(2)(ロ)が不適切です。
【正しい選択肢】
(1) トリプレックス形6600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CVT)を使用したCVTは、単心のCVケーブル3本をより合わせたもので、高圧の引込線によく使われます
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(3) 電線の太さは、受電する電流、短時間耐電流などを考慮し、一般送配電事業者と協議して選定した短絡電流が流れても耐えられる太さが必要です。受電点の短絡電流は電力会社の配電線で決まるので、協議して決めます
(4) ケーブルの引込口は、水の浸入を防止するため防水処理を施した
【終端処理の選び方】
普通の屋外 ゴムとう管形などの屋外終端接続部
塩害を受ける場所 耐塩害終端接続部(沿面距離を長くしたもの)
屋内 屋内終端接続部
【間違えやすい点】
ゴムとう管形も屋外用ですが、重汚損の塩害地区には向きません。「塩害」の言葉が出てきたら、耐塩害の材料を選ぶのが原則です。
出典:令和5年度第一種電気工事士学科試験 問30(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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