乾燥した場所であって展開した場所に施設する使用電圧100 V の金属線ぴ工事の記述として,誤っているものは。…
一般問題 第29問
乾燥した場所であって展開した場所に施設する使用電圧100 V の金属線ぴ工事の記述として,誤っているものは。
- イ電線にはケーブルを使用しなければならない。
- ロ使用するボックスは,「電気用品安全法」の適用を受けるものであること。
- ハ電線を収める線ぴの長さが12 m の場合,D 種接地工事を施さなければならない。
- ニ線ぴ相互を接続する場合,堅ろうに,かつ,電気的に完全に接続しなければならない。
正答 イ
正答は (1)。
【結論】
金属線ぴ工事に使用する電線は絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線を除く)です。ケーブルを使わなければならないという決まりはありません。この記述が誤りです。
【金属線ぴ工事の主な決まり】
使用電圧 300V以下であること
電線 絶縁電線であること。屋外用ビニル絶縁電線は使えない
施設場所 屋内の乾燥した場所で、展開した場所又は点検できる隠ぺい場所
接続点 線ぴ内には接続点を設けない(2種金属製線ぴで所定の条件を満たす場合を除く)
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接地 D種接地工事
線ぴは細い樋のような金属の部材で、壁や天井の表面に沿わせて絶縁電線を収めます。すでにできあがった建物にあとから配線を追加するときによく使われます。
【正しい選択肢】
(2) ボックスは「電気用品安全法」の適用を受けるもの 金属線ぴやその附属品は電気用品に指定されており、法に基づく表示のあるものを使います
(3) 線ぴの長さが12mの場合、D種接地工事を施さなければならない 省略できるのは、線ぴの長さが4m以下の場合、又は対地電圧150V以下で線ぴの長さが8m以下かつ乾燥した場所に施設する場合などです。12mはいずれにも当てはまりません
(4) 線ぴ相互を堅ろうにかつ電気的に完全に接続 接地の効果が全長にわたって保たれるようにするためです
【間違えやすい点】
ケーブルは絶縁体の外側にシースを持つため、絶縁電線より丈夫です。そのため「ケーブルなら常に安全側」と考えがちですが、工事の種類ごとに使える電線は決まっています。金属線ぴ工事は絶縁電線を収めるための工事です。
出典:令和8年度上期(出題例)第一種電気工事士学科試験 問29(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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