「被相続人の居住用財産(空家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」(以下、「本特例」という)に関する次の記述のうち、最も適切…

学科 基礎編 (40)

「被相続人の居住用財産(空家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」(以下、「本特例」という)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、各選択肢において、ほかに必要とされる要件等はすべて満たしているものとする。

正答 (4)
正答は (4)。これが適切です。 被相続人の居住用財産(空き家)の3,000万円特別控除は、譲渡の対価の額が1億円以下であることが要件です。相続人が、相続で取得した持分と、もともと持っていた持分をあわせて家屋と敷地の全体を1億2,000万円で譲渡した場合は、譲渡の対価が1億円を超えるので、本特例の適用を受けられません。 【ほかの選択肢】 (1) 誤り。2019年4月1日以後の譲渡からは、被相続人が要介護認定などを受けて老人ホーム(特別養護老人ホームを含む)に入所し、入所直前まで住んでいた家屋も、一定の要件(入所後も家屋が被相続人の物品の保管などに使われ、ほかの人の居住などに使われていないことなど)を満たせば対象になりました。
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 誤り。同じ年に本特例と自己の居住用財産の3,000万円特別控除の両方を受ける場合、控除額は合わせて3,000万円が限度です。6,000万円にはなりません。 (3) 誤り。前年や前々年に特定の居住用財産の買換え特例を受けていると適用できないのは、自己の居住用財産の3,000万円特別控除のほうです。本特例にはその制限はありません。 【本特例の主な要件(2019年10月時点)】 1981年5月31日以前に建築された家屋(区分所有建物を除く)で、相続開始の直前に被相続人だけが住んでいたもの 家屋を耐震基準に適合させてから譲渡するか、家屋を取り壊して土地を譲渡する 相続開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までの譲渡 ※2024年1月以後の譲渡からは、譲渡の翌年2月15日までに買主が耐震改修や取壊しを行う場合も対象になり、相続人が3人以上の場合の控除額は1人あたり2,000万円になっています。

出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2020年1月 (40)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「学科 基礎編」のほかの問題

  1. 2019年1月 (38)Aさんは、平成30年中に、婚姻期間25年の妻に対し、その所有する自宅の建物および敷地(い
  2. 2021年1月 (26)居住者に係る所得税の不動産所得に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記
  3. 2022年5月 (9)生命保険契約者保護機構に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。
  4. 2023年5月 (40)居住者が土地・建物を譲渡した場合における譲渡所得の金額の計算上の取得費に関する次の記述の
  5. 2024年9月 (22)ポートフォリオ理論に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
  6. 2026年1月 (3)雇用保険の育児休業等給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、各選択肢に

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク