以下の個人年金保険に加入していたAさんは、年金開始年齢に達した2020年中に60万円の年金を受け取った。Aさんが受け取っ…
学科 基礎編 (11)
以下の個人年金保険に加入していたAさんは、年金開始年齢に達した2020年中に60万円の年金を受け取った。Aさんが受け取った年金に係る雑所得の金額として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、配当金や他の所得については考慮しないものとする。
- (1)22万8,000円
- (2)27万6,000円
- (3)29万4,000円
- (4)30万6,000円
正答 (3)
正答は (3)。29万4,000円です。
個人年金保険の年金は雑所得で、その年の年金額から、それに対応する必要経費(払込保険料)を差し引いて計算します。保証期間付終身年金の必要経費の割合は、次の式で求め、小数点以下2位未満を切り上げます。
必要経費の割合=正味保険料総額÷年金の支払総額の見込額
保証期間付終身年金の支払総額の見込額は、年金年額に、被保険者の年金支給開始日の年齢の余命年数と保証期間のいずれか長い年数を掛けて求めます。被保険者は妻Bさん(女性)で、60歳の余命年数は23年です。保証期間10年より長いので23年を使います。
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【計算】
①支払総額の見込額 60万円×23年=1,380万円
②必要経費の割合 700万円÷1,380万円=0.5072… → 0.51(切上げ)
③必要経費 60万円×0.51=30万6,000円
④雑所得の金額 60万円-30万6,000円=29万4,000円
【ほかの選択肢の数値】
(1) 22万8,000円 男性の余命年数19年で計算した額(700万円÷1,140万円=0.614…→0.62、必要経費37万2,000円)。年金受取人Aさんではなく、被保険者の妻Bさんの性別・年齢で見ます。
(2) 27万6,000円 余命年数を22年(表の女性61歳の値)として計算した額です(700万円÷1,320万円=0.530…→0.54、必要経費32万4,000円)。
(4) 30万6,000円 必要経費の額です。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2021年5月 (11)出典元ページ
最終更新日
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