外貨建保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (10)
外貨建保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)個人が加入した外貨建養老保険(一時払い)を契約締結日から5年以内で解約し、解約差益が発生した場合、一時所得として総合課税の対象となる。
- (2)外貨建終身保険(平準払い)において、毎回一定額の外貨を保険料に充当する払込方法を選択することにより、ドルコスト平均法により為替変動リスクを軽減する効果が期待できる。
- (3)外貨建終身保険(平準払い)について、円換算支払特約を付加することで、死亡保険金や解約返戻金を円貨で受け取ることが可能になり、為替変動リスクを軽減する効果が期待できる。
- (4)市場価格調整(MVA)機能を有する外貨建終身保険は、市場金利に応じた運用資産の価格変動が解約返戻金額等に反映され、契約時と比較した解約時の市場金利の上昇は、解約返戻金額の減少要因となる。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切です。
市場価格調整(MVA)は、解約などのときに、市場金利の変動に応じた運用資産の価格の変動を解約返戻金額に反映させる仕組みです。債券と同じく、契約時より解約時の市場金利が上がっていれば運用資産の価格は下がり、解約返戻金額は減ります。金利が下がっていれば増えます。
【ほかの選択肢】
(1) 一時払いの養老保険を契約から5年以内に解約した場合(災害死亡保険金などが満期保険金の5倍未満で、普通死亡保険金が満期保険金以下のもの)は、金融類似商品として、差益に20.315%の源泉分離課税が行われます。外貨建てでも同じで、一時所得として総合課税されるのではありません。 誤り
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(2) ドルコスト平均法は、毎回「一定額の円」で外貨を買う(保険料に充てる)ことで、円安のときは少なく、円高のときは多く外貨を買える効果を期待するものです。毎回一定額の外貨を充てる方法では、円で見た払込額が為替に応じて変わるだけで、この効果はありません。 誤り
(3) 円換算支払特約は、保険金や解約返戻金をその時の為替相場で円に換えて受け取る特約です。受取りが円になるだけで、受け取る円の額は為替相場で変わるため、為替変動リスクを軽減する効果はありません。 誤り
【外貨建保険のリスク】
為替変動リスク 円に換えるときの相場で円の受取額が変わる
市場価格調整 解約時の金利の上昇は解約返戻金の減少要因
為替手数料 円と外貨の交換のたびにかかる
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2023年1月 (10)出典元ページ
最終更新日
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