個人年金保険に係る税金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (11)
個人年金保険に係る税金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)契約者(=保険料負担者)と年金受取人が同一人である個人年金保険において、当該個人年金保険から受け取る年金に係る雑所得の金額が25万円以上である場合、その受取時に雑所得の金額の20.315%が源泉徴収される。
- (2)個人年金保険(保証期間付終身年金)において、年金支払開始時に保証期間分の年金額を一括で受け取った場合、雑所得として総合課税の対象となる。
- (3)個人年金保険料税制適格特約が付加された定額個人年金保険において、自動振替貸付により保険料の払込みに充当された金額は、個人年金保険料控除の対象とならない。
- (4)個人年金保険料税制適格特約が付加された定額個人年金保険において、年金年額の減額を行い返戻金が発生した場合、返戻金を払い戻すか、所定の利息をつけて積み立てて、年金支払開始日に増額年金の買い増しに充てるかを選択することができる。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切です。
保証期間付終身年金で、保証期間分の年金を一括で受け取っても、被保険者が保証期間の後も生きていれば年金の支払は続きます。将来の年金の総額に代えて受け取る一時金ではないため、一時所得ではなく雑所得として総合課税されます(国税庁の質疑応答事例も同じ扱いです)。
【ほかの選択肢】
(1) 個人年金保険の年金は、その年の雑所得の金額(年金額-それに対応する保険料)が25万円以上の場合、支払の際に雑所得の金額の10.21%が源泉徴収されます。20.315%ではありません。 誤り
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(3) 自動振替貸付で保険料の払込みに充てた金額も、その年に払い込んだ保険料として、個人年金保険料控除の対象になります(貸付金を返済した年に控除するのではありません)。 誤り
(4) 税制適格特約付きの個人年金保険で年金額を減額したときの返戻金は、契約者に払い戻すことはできず、所定の利息をつけて積み立て、年金支払開始日に増額年金の買い増しに充てる扱いになります。払い戻すか積み立てるかを選ぶことはできません。 誤り
【年金の一括受取の所得区分】
保証期間付終身年金の保証期間分を一括 雑所得(保証期間後も年金が続くため)
確定年金の残りを一括 原則として一時所得(将来の年金の総額に代わるもの)
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2023年1月 (11)出典元ページ
最終更新日
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