オプション取引に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (20)
オプション取引に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)ITM(イン・ザ・マネー)は、コール・オプションの場合は原資産価格が権利行使価格を下回っている状態をいい、プット・オプションの場合は原資産価格が権利行使価格を上回っている状態をいう。
- (2)カラーの買いは、キャップの買いとフロアの買いを組み合わせた取引であり、買い手は売り手にオプション料を支払うことにより、原資産である金利があらかじめ設定した上限金利を上回った場合や下限金利を下回った場合に、その差額を受け取ることができる。
- (3)権利行使期間中であればいつでも権利行使が可能なものをアメリカン・オプション、特定の権利行使日のみ権利行使が可能なものをヨーロピアン・オプションという。
- (4)通貨スワップに、取引の当事者の一方が、あらかじめ定めた期日に当該スワップ取引を終了させるオプションが組み込まれたスワップをスワップションという。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切です。
オプションは権利行使できる時期によって分類され、権利行使期間中ならいつでも権利行使できるものをアメリカン・オプション、満期日などの特定の日にだけ権利行使できるものをヨーロピアン・オプションといいます。
【ほかの選択肢】
(1) イン・ザ・マネー(ITM)は、権利行使すれば利益が出る状態です。コール・オプションでは原資産価格が権利行使価格を上回っている状態、プット・オプションでは原資産価格が権利行使価格を下回っている状態をいいます。記述は逆です。 誤り
(2) カラーの買いは、キャップの買いとフロアの売りを組み合わせた取引です。キャップの買いで金利の上昇に備え、フロアの売りで受け取るオプション料でキャップのオプション料を抑えます。その代わり、金利が下限を下回った場合は、差額を支払うことになります。 誤り
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(4) スワップションは、将来の一定期日に、あらかじめ決めた条件でスワップ取引を開始する(または解約する)権利を売買するオプションです。記述のように、スワップに一方の当事者が期日に取引を終了させる権利を組み込んだものは、一般にキャンセラブル・スワップなどと呼ばれます。 誤り
【オプションの価値の状態】
ITM 権利行使すると利益が出る
ATM 原資産価格と権利行使価格が等しい
OTM 権利行使すると損失が出る(権利を放棄する)
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2023年9月 (20)出典元ページ
最終更新日
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