民法における不動産の賃貸借に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…

学科 基礎編 (35)

民法における不動産の賃貸借に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

正答 (1)
正答は (1)。これが適切です。 賃貸借の期間中に、賃貸人が建物を譲渡して賃貸人たる地位が譲受人に移転した場合、敷金の返還に係る債務は譲受人に承継されます(民法第605条の2第4項)。賃借人は、新しい賃貸人(譲受人)に敷金の返還を請求できます。 【ほかの選択肢】 (2) 賃貸人は、賃借人が賃料などの債務を履行しないとき、敷金をその債務の弁済に充てることができます。しかし、賃借人の側から、敷金を未払賃料の弁済に充てるよう請求することはできません(民法第622条の2第2項)。 誤り (3) 敷金の返還は、賃貸借が終了し、かつ賃貸物の返還を受けたときに行います(民法第622条の2第1項)。建物の明渡しが先で、明渡しの前に敷金を返す義務はありません。 誤り
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(4) 賃借人は、賃借物に生じた損傷を原状に復する義務を負いますが、通常の使用・収益によって生じた損耗(通常損耗)や経年変化は除かれます(民法第621条)。 誤り 【2020年4月施行の改正で明文化された敷金のルール】 返還の時期 賃貸借の終了と目的物の返還の後 返還する額 敷金から未払賃料などの債務額を差し引いた残額 原状回復 通常損耗・経年変化は賃借人の負担ではない

出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2023年9月 (35)出典元ページ

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