外国為替取引等の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (20)
外国為替取引等の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)2国間の為替相場は、相対的購買力平価説では、一物一価の法則の成立を前提に、2国間の購買力の比によって決定するものとされる一方、絶対的購買力平価説では、2国間の物価上昇率の比であるインフレ格差によって決定するものとされる。
- (2)金融機関が輸出入業者や個人を相手に外国為替を取引する市場は対顧客市場と呼ばれ、各金融機関が為替レートを決定する一方、金融機関同士が外国為替を取引する市場はインターバンク市場と呼ばれ、その為替レートは取引所における取引によって決定される。
- (3)外国為替証拠金取引において、低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことによって得られる金利差による利益はスワップポイントと呼ばれ、ポジションの数量や保有日数に応じてスワップポイントは変動するが、その保有日数の計算にあたって、土曜日、日曜日および祝日は除かれる。
- (4)低金利の通貨で調達した資金を高金利の通貨に換えて運用し、運用益に加えて利ざやを稼ぐ取引はキャリートレードと呼ばれ、日本の短期金融市場で調達した円貨をドルに換えて運用する円キャリートレードの増加は円安/ドル高の要因となり、その円キャリートレードの解消は円高/ドル安の要因となる。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切です。
低金利の通貨で資金を調達し、高金利の通貨に換えて運用する取引をキャリートレードといいます。円キャリートレードでは円を売ってドルなどを買うので円安の要因になり、取引を解消するときは外貨を売って円を買い戻すので円高の要因になります。
【ほかの選択肢】
(1) 絶対的購買力平価説と相対的購買力平価説の説明が逆です。一物一価を前提に2国間の購買力(物価水準)の比で決まるとするのが絶対的購買力平価説、2国間のインフレ率の差で決まるとするのが相対的購買力平価説です。 誤り
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(2) インターバンク市場の為替レートは、取引所ではなく、金融機関同士の相対取引で決まります。 誤り
(3) FXのスワップポイントは、土曜日・日曜日・祝日を含む保有日数に応じて付与(または支払い)されます。 誤り
【円キャリートレードと為替】
開始(円売り・外貨買い) 円安要因
解消(外貨売り・円買い) 円高要因
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2026年1月 (20)出典元ページ
最終更新日
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