民法上の相続人に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
相続・事業承継 (54)
民法上の相続人に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)被相続人に子がいる場合、その子は第1順位の相続人となる。
- (2)被相続人の子が相続開始以前に廃除により相続権を失っているときは、その相続権を失った者に子がいても、その子(被相続人の孫)は代襲相続人とならない。
- (3)特別養子縁組が成立した場合、原則として、養子と実方の父母との親族関係は終了し、その養子は実方の父母の相続人とならない。
- (4)相続開始時における胎児は、すでに生まれたものとみなされるが、その後、死産となった場合には、相続人とならない。
正答 (2)
正答は (2)。これが不適切です。
代襲相続は、相続人となるはずの子が、相続開始以前の死亡、相続欠格、相続廃除によって相続権を失ったときに起こります(民法第887条第2項)。廃除で相続権を失った子に子(被相続人の孫)がいれば、その孫は代襲相続人になります。代襲相続が起こらないのは、相続の放棄の場合です。
【ほかの選択肢】
(1) 被相続人の子は第1順位の相続人です。第2順位は直系尊属、第3順位は兄弟姉妹です。 適切
(3) 特別養子縁組が成立すると、実方の父母との親族関係は終了するので、養子は実方の父母の相続人になりません。普通養子は実方の父母の相続人にもなります。 適切
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(4) 胎児は相続については生まれたものとみなされますが、死産のときは、この扱いは適用されません(同法第886条)。 適切
【代襲相続の原因】
あり 死亡・相続欠格・相続廃除
なし 相続の放棄
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2020年1月 (54)出典元ページ
最終更新日
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