遺族厚生年金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
ライフプランニングと資金計画 (6)
遺族厚生年金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)厚生年金保険の被保険者が死亡したことにより支給される遺族厚生年金の額は、死亡した者の厚生年金保険の被保険者期間が300月未満の場合、300月とみなして計算する。
- (2)遺族厚生年金の額(中高齢寡婦加算額および経過的寡婦加算額を除く)は、原則として、死亡した者の厚生年金保険の被保険者記録を基に計算された老齢厚生年金の報酬比例部分の3分の2相当額である。
- (3)厚生年金保険の被保険者である夫が死亡し、夫の死亡当時に子のいない40歳以上65歳未満の妻が遺族厚生年金の受給権を取得した場合、妻が65歳に達するまでの間、妻に支給される遺族厚生年金には中高齢寡婦加算額が加算される。
- (4)配偶者が死亡したことにより遺族厚生年金の受給権を取得した65歳以上の受給権者について、その受給権者が受給することができる老齢厚生年金の額が当該遺族厚生年金の額を上回る場合、当該遺族厚生年金の全部が支給停止される。
正答 (2)
正答は (2)。最も不適切なのはこれです。
遺族厚生年金の額は、原則として、死亡した人の被保険者記録で計算した老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3相当額です。3分の2ではありません。
【ほかの選択肢】
(1) 在職中の死亡など短期要件に該当する場合、被保険者期間が300月未満のときは300月とみなして計算します。加入期間が短い人の遺族も一定の額を受け取れるようにするしくみです。 適切
(3) 夫の死亡当時40歳以上65歳未満で、遺族基礎年金を受けられる子がいない妻には、65歳になるまで中高齢寡婦加算が加算されます。 適切
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(4) 65歳以上で老齢厚生年金と遺族厚生年金の両方の受給権がある人は、老齢厚生年金が優先して全額支給され、遺族厚生年金は老齢厚生年金に相当する額が支給停止されます。老齢厚生年金の額が遺族厚生年金の額を上回れば、遺族厚生年金は全額が支給停止になります。 適切
【遺族厚生年金の額の数字】
報酬比例部分の4分の3
短期要件は300月みなし中高齢寡婦加算は40歳以上65歳未満の妻(子のない場合など)
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2022年5月 (6)出典元ページ
最終更新日
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