労働者災害補償保険の保険給付に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
ライフプランニングと資金計画 (3)
労働者災害補償保険の保険給付に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)労働者災害補償保険の適用を受ける労働者には、雇用形態がアルバイトやパートタイマーである者も含まれる。
- (2)労働者が業務上の負傷または疾病による療養のため労働することができず、賃金を受けられない場合、賃金を受けない日の第3日目から休業補償給付が支給される。
- (3)労働者が業務災害により死亡したときに支払われる遺族補償年金の年金額は、受給権者および受給権者と生計を同じくしている受給資格者の人数により異なる。
- (4)労働者が通勤災害により死亡した場合、所定の手続きにより、葬祭を行う者に対し葬祭給付が支給される。
正答 (2)
正答は (2)。これが最も不適切です。
休業補償給付は、業務上の負傷・疾病の療養のため労働できず賃金を受けない日の「第4日目」から支給されます(労働者災害補償保険法第14条)。最初の3日間は待期期間で、この間は事業主が労働基準法に基づき休業補償(平均賃金の60%)を行います。
休業補償給付 給付基礎日額の60%
休業特別支給金 給付基礎日額の20%
合計 給付基礎日額の80%
【ほかの選択肢】
(1) 労災保険は、正社員・アルバイト・パートタイマーなどの雇用形態にかかわらず、事業に使用され賃金を支払われるすべての労働者に適用されます。 適切
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(3) 遺族補償年金の額は、受給権者と、受給権者と生計を同じくする受給資格者の人数(遺族の数)に応じて、給付基礎日額の153日分から245日分まで変わります。 適切
(4) 通勤災害で死亡した場合は、葬祭を行う人に「葬祭給付」が支給されます(業務災害では「葬祭料」)。 適切
【名称の違い】
業務災害は「補償」が付く名称(休業補償給付・遺族補償年金)、通勤災害は「補償」が付かない名称(休業給付・遺族年金・葬祭給付)です。給付の内容はほぼ同じです。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2023年5月 (3)出典元ページ
最終更新日
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