下記<X社のデータ>に基づき算出される投資指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。<X社のデータ>株価 2…
金融資産運用 (25)
下記<X社のデータ>に基づき算出される投資指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。<X社のデータ>株価 2,700円発行済株式数 0.5億株売上高 2,000億円経常利益 120億円当期純利益 75億円自己資本(=純資産) 2,500億円配当金総額 30億円
- (1)ROEは、3.75%である。
- (2)PERは、18倍である。
- (3)PBRは、0.54倍である。
- (4)配当性向は、40%である。
正答 (1)
正答は (1)。これが最も不適切です。
それぞれの指標を計算します。
【ROE(自己資本利益率)】
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
= 75億円 ÷ 2,500億円 × 100 = 3.0%
選択肢の3.75%は、75億円 ÷ 2,000億円(売上高)で求めた売上高当期純利益率で、ROEではありません。
【PER(株価収益率)】
1株あたり純利益(EPS)= 75億円 ÷ 0.5億株 = 150円
PER = 2,700円 ÷ 150円 = 18倍 (2) 適切
【PBR(株価純資産倍率)】
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1株あたり純資産(BPS)= 2,500億円 ÷ 0.5億株 = 5,000円
PBR = 2,700円 ÷ 5,000円 = 0.54倍 (3) 適切
【配当性向】
配当金総額 ÷ 当期純利益 × 100
= 30億円 ÷ 75億円 × 100 = 40% (4) 適切
【使う数字の見分け方】
ROE・PER・配当性向はいずれも「当期純利益」を使います。経常利益120億円は、どの指標にも使いません。配当利回り(1株あたり配当金60円 ÷ 株価2,700円 ≒ 2.22%)もあわせて計算できるようにしておきましょう。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2023年5月 (25)出典元ページ
最終更新日
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