相続税額の計算において、相続開始時に保険事故が発生していない生命保険契約に関する権利の価額は、原則として、相続開始時にお…
相続・事業承継 (28)
相続税額の計算において、相続開始時に保険事故が発生していない生命保険契約に関する権利の価額は、原則として、相続開始時においてその契約を解約するとした場合に支払われることとなる解約返戻金の額によって評価する。
- (1)正しい(適切である)
- (2)誤っている(適切でない)
正答 (1)
正答は (1)。適切です。
相続開始時に保険事故が発生していない生命保険契約に関する権利は、原則として解約返戻金の額で評価します。
たとえば、父が契約者で母が被保険者の保険があり、父が先に亡くなった場合、その保険契約自体が父の財産として相続の対象になります。まだ保険金は支払われていないので、いま解約したらいくら戻るかで価値を測る、という考え方です。
【主な財産の評価】
生命保険契約に関する権利 解約返戻金の額
上場株式 課税時期の終値、当月・前月・前々月の各月の終値の平均額のうち最も低い額
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預貯金 預入残高+既経過利子(源泉徴収税額を差し引く)
ゴルフ会員権 取引価格の70%
取引相場のない株式 原則的評価方式または配当還元方式
上場株式の「4つのうち最も低い額」という評価も繰り返し問われます。
【生命保険金との違い】
被保険者が死亡して支払われる死亡保険金 みなし相続財産。500万円 × 法定相続人の数の非課税枠がある
保険事故が発生していない契約の権利 本来の相続財産。非課税枠はない
保険事故が起きているかどうかで扱いが変わります。非課税枠が使えるのは死亡保険金のほうだけです。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2022年5月 (28)出典元ページ
最終更新日
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