放射線源送出し装置を有する透過写真撮影用ガンマ線照射装置及びその放射線源の定期自主検査又は点検に関する次の記述のうち、労…
関係法令 第20問
放射線源送出し装置を有する透過写真撮影用ガンマ線照射装置及びその放射線源の定期自主検査又は点検に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。
- (1)1か月以内ごとに1回行う定期自主検査においては、放射線源のホルダーの固定装置の異常の有無について、自主検査を行わなければならない。
- (2)1か月以内ごとに1回行う定期自主検査においては、線源容器の遮蔽能力の異常の有無について、自主検査を行わなければならない。
- (3)放射線源を交換したときは、放射線源送出し装置と線源容器との接続部の異常の有無について、点検を行わなければならない。
- (4)ガンマ線照射装置を移動させて使用したときは、使用後直ちに及びその日の作業の終了後当該装置を格納する際に、放射線源が確実に線源容器に収納されているかどうか等を放射線測定器を用いて点検しなければならない。
- (5)定期自主検査を行ったときは、検査の結果等所定の事項を記録し、これを3年間保存しなければならない。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
線源容器の遮蔽能力の異常の有無は、6か月以内ごとに1回行う定期自主検査の項目です。1か月以内ごとのものではありません。
【定期自主検査の二つの周期】
1か月以内ごとに1回(電離則18条の5)
線源容器のシャッター及びこれを開閉するための装置の異常の有無
放射線源のホルダーの固定装置の異常の有無
放射線源送出し装置と線源容器との接続部の異常の有無
放射線源送出し装置又は遠隔操作装置の異常の有無
6か月以内ごとに1回(電離則18条の6)
解説の続きをみる続きを閉じる
線源容器の遮蔽能力の異常の有無
動かす部分は毎月、遮蔽能力は半年に一度です。遮蔽材はそう変わるものではないので、周期が長くなっています。
【ほかの選択肢】
(1) 1か月以内ごとに1回行う定期自主検査では、放射線源の
ホルダーの固定装置の異常の有無を検査する 正しい
(3) 放射線源を交換したときは、放射線源送出し装置と線源容器と
の接続部の異常の有無を点検する 正しい
(4) 移動させて使用したときは、使用後直ちに及びその日の
作業の終了後格納する際に、放射線源が確実に線源容器に収納されているかどうか等を放射線測定器を用いて点検する
正しい
(5) 定期自主検査を行ったときは、結果等を記録し、3年間保存
する 正しい
【放射線源を交換したときの点検(電離則18条の8)】
1か月以内ごとの定期自主検査の項目すべて(上の4つ)
線源容器の遮蔽能力の異常の有無
初めて使うとき、分解して改造・修理したときも同じ点検をします。
遮蔽能力は、半年に一度の定期自主検査と、線源を入れ替えたときに確かめます。
【線源が収納されているかを測定器で確かめるわけ】
目では見えないから
線源が出たままだと、運んでいる間じゅう被ばくします。
【記録の保存】
定期自主検査の結果 3年間
出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「関係法令」のほかの問題
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第20問常時600人の労働者を使用する製造業の事業場における衛生管理体制に関する(1)~(5)の
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第18問ガンマ線照射装置の放射線源として用いる放射性物質を管理区域の外において運搬するときに使用
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第16問透過写真撮影用ガンマ線照射装置を取り扱う作業場の管理区域について行う外部放射線の作業環境
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第14問透過写真撮影用ガンマ線照射装置を取り扱う次のAからDの放射線業務従事者について、管理区域
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第12問ガンマ線の外部被ばくによる線量の測定結果の確認、記録等に関する次の記述のうち、労働安全衛
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第20問ガンマ線照射装置を用いて行う透過写真撮影の業務に従事する労働者10人を含めて250人の労
スポンサーリンク

