ウイルス発見以後、アフリカ各地で流行が繰り返されてきた。感染者の体液に触れるとウイルスが傷口や粘膜から体内に入り感染する…

D問題 第2問

ウイルス発見以後、アフリカ各地で流行が繰り返されてきた。感染者の体液に触れるとウイルスが傷口や粘膜から体内に入り感染する。発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛と咽頭痛などに続いて嘔吐や下痢が出現する。病状回復後も精液内にウイルスが残存することがある。過去の流行における平均の致死率は約50 % である。このウイルスはどれか。

正答 (1)
正答は (1)。エボラウイルスです。 エボラウイルス病(エボラ出血熱)は、1976年に中部アフリカで最初に確認されて以来、アフリカで流行を繰り返しています。患者の血液・体液・排泄物に直接触れることで、傷口や粘膜から感染します。発熱・倦怠感・頭痛・筋肉痛・咽頭痛に続いて嘔吐・下痢が起こり、出血を伴うこともあります。回復後も精液中にウイルスが長く残ることがあり、性行為による感染が報告されています。WHOは平均の致死率を約50%としています。 【ほかの選択肢】 (2) ジカウィルス 誤り   蚊(ネッタイシマカなど)が媒介。多くは軽症で、妊婦の感染による
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  小頭症が問題です。致死率50%ということはありません (3) 新型コロナウィルス 誤り   飛沫・エアロゾルによる気道感染で、アフリカの流行病ではありません (4) デングウイルス 誤り   蚊が媒介し、熱帯・亜熱帯に広く流行します。体液接触では広がりません (5) ポリオウイルス 誤り   糞口感染で、弛緩性麻痺を起こします 【感染症法の位置づけ】 エボラ出血熱は一類感染症です。

出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問2(厚生労働省 公表)出典元ページ

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