我が国において、血液透析に比較して腹膜透析で正しいのはどれか。…
D問題 第7問
我が国において、血液透析に比較して腹膜透析で正しいのはどれか。
- (1)患者数は少ない。
- (2)食事制限は厳しい。
- (3)自宅での施行は困難である。
- (4)動静脈シャント造設を要する。
- (5)不均衡症候群を起こしやすい。
正答 (1)
正答は (1)。患者数は少ない、が正しいです。
我が国の透析患者の大部分は血液透析で、腹膜透析の患者は全体の数パーセントにとどまります(日本透析医学会の統計)。
【ほかの選択肢】
(2) 食事制限は厳しい 誤り
腹膜透析は毎日持続的に除水・溶質除去を行うので、カリウムや水分の制限は血液透析より緩やかです
(3) 自宅での施行は困難である 誤り
患者自身や家族が自宅で行う在宅療法で、通院は月1〜2回程度です
(4) 動静脈シャント造設を要する 誤り
腹腔に留置するカテーテルを使います。
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シャントが必要なのは血液透析です
(5) 不均衡症候群を起こしやすい 誤り
不均衡症候群は、血液透析で血中の尿素などが急に下がり、脳との間に浸透圧差が生じて頭痛・嘔吐などを起こすものです。
ゆっくり持続的に行う腹膜透析では起こりにくい
【腹膜透析の弱点】
腹膜炎・出口部感染、腹膜機能の低下(長期で被囊性腹膜硬化症の危険)、腹膜から蛋白が失われることなどがあります。
残腎機能を保ちやすいのは利点です。
出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問7(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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