強迫性障害〈強迫症〉の患者にみられる強迫行為で正しいのはどれか。…
E問題 第9問
強迫性障害〈強迫症〉の患者にみられる強迫行為で正しいのはどれか。
- (1)症状に日内変動がある。
- (2)強迫行為中の記憶がない。
- (3)患者は強迫行為を合理的であると考えている。
- (4)「手を洗いなさい」などの命令性幻聴に従って行われる。
- (5)強迫観念によって生じる不安を予防あるいは緩和する目的で行われる。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
強迫症では、頭から離れない考えやイメージ(強迫観念:「手が汚れているのでは」「鍵をかけ忘れたのでは」など)が浮かび、強い不安が起こります。その不安を打ち消したり、恐れている事態を防いだりするために、手洗いや確認などを繰り返してしまうのが強迫行為です。患者自身はその考えや行為が過剰で不合理だと分かっていて、やめたいのにやめられない(自我違和的)ことが多いのが特徴です。治療はSSRIと、曝露反応妨害法を中心とした認知行動療法です。
【ほかの選択肢】
(1) 症状に日内変動がある 誤り
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朝に悪く夕方に軽くなる日内変動は、うつ病の特徴です
(2) 強迫行為中の記憶がない 誤り
意識ははっきりしていて、行為の記憶もあります
(3) 患者は強迫行為を合理的であると考えている 誤り
多くの患者は、過剰で不合理だと自覚しています
(4) 「手を洗いなさい」などの命令性幻聴に従って行われる 誤り
幻聴に従うのは統合失調症などの症状です。強迫行為は自分の考えから生じます
出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問9(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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