49 歳の男性。健康診断で初めて高血圧を指摘され来院した。普段から味の濃い食べ物を好み、塩分の摂りすぎを気にしている。減…

E問題 第32問

49 歳の男性。健康診断で初めて高血圧を指摘され来院した。普段から味の濃い食べ物を好み、塩分の摂りすぎを気にしている。減塩はしていない。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。身長172 cm、体重72 kg。体温36.4 ℃。脈拍68/分、整。血圧146/92 mmHg。この患者の行動変容のステージに基づく指導で適切なのはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。「どのようにしたら減塩できると思いますか」です。 行動変容ステージモデルでは、人が行動を変えるまでを次の段階で考えます。 無関心期 6か月以内に変えるつもりがない 関心期  6か月以内に変えようと思っている 準備期  1か月以内に変えようと思っている 実行期  変えて6か月未満 維持期  変えて6か月以上 この患者は、塩分の摂りすぎを気にしているものの、まだ減塩はしていないので、関心期と考えます。関心期では、変えることの利点と負担を本人が整理し、自分でもできそうだと思えるよう支えることが大切です。「どうしたら減塩できるか」を本人に考えてもらう開かれた質問は、自分から行動の計画を立てるきっかけになります。
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【ほかの選択肢】 (1) 「減塩しなければ脳出血になります」 誤り   脅すような説明は反発を招きやすく、行動の変化につながりません (2) 「塩分の取りすぎが高血圧の原因です」 誤り   すでに塩分を気にしている人に知識を伝えるだけでは、次の段階に進みにくくなります。主に無関心期の人への働きかけです (3) 「味の濃い食べ物を摂るのを控えましょう」 誤り   一方的な指示で、本人が考える機会になりません (5) 「その気になるまで減塩する必要はありません」 誤り   高血圧があり、減塩は必要です

出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問32(厚生労働省 公表)出典元ページ

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