25 歳の男性。排尿時痛を主訴に来院した。昨日から強い排尿時痛と尿道口に膿性分泌物を認めるため受診した。定期的に性交渉を…

A問題 第42問

25 歳の男性。排尿時痛を主訴に来院した。昨日から強い排尿時痛と尿道口に膿性分泌物を認めるため受診した。定期的に性交渉を行うパートナーがいる。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、沈渣に赤血球1 ~4 /HPF、白血球100 以上/HPF。Gram染色の鏡検でGram 陰性双球菌を認める。この疾患で正しいのはどれか。

正答 (5)
正答は (5)。「確定診断には核酸増幅検査が用いられる」が正しいです。 強い排尿時痛と尿道口からの膿、尿の白血球の著しい増加、Gram染色で白血球に取り込まれたGram陰性双球菌から、淋菌性尿道炎です。確定には、淋菌の核酸増幅検査(PCRなど)を使います。同じ検体でクラミジアも調べられ、合併が多いので一緒に調べます。薬剤感受性を調べるときは培養も行います。 【ほかの選択肢】 (1) 潜伏期間は2〜3週間  淋菌は数日(おおむね2〜7日)と短い 誤り (2) パートナーの治療は不要  パートナーも検査・治療しないとうつし合う(ピンポン感染) 誤り
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(3) 終生免疫を獲得する  免疫はできず、何度でもかかる 誤り (4) ニューキノロン系抗菌薬を投与する  淋菌はニューキノロンへの耐性が多く、使わない。セフトリアキソンの注射が中心 誤り 【クラミジア性尿道炎との違い】 クラミジアは潜伏期が1〜3週間と長く、症状が軽く、分泌物は漿液性です。

出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問42(厚生労働省 公表)出典元ページ

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