在胎38 週5 日に経腟分娩で出生した児。羊水混濁は認めなかった。Apgar〈アプガー〉スコア1 分後8 点、5 分後8…
午後 第18問
在胎38 週5 日に経腟分娩で出生した児。羊水混濁は認めなかった。Apgar〈アプガー〉スコア1 分後8 点、5 分後8 点であった。新生児蘇生中にフリーフロー酸素投与が行われても酸素化が改善せず、中心性チアノーゼと聴診で心雑音を認め、先天性心疾患を疑われ生後1 時間でNICU に入院した。なお、経過中に呻吟や陥没呼吸は認めなかった。入院直後の処置で正しいのはどれか。
- (1)腹臥位にする。
- (2)気管内吸引を行う。
- (3)背部をこすって呼吸刺激を行う。
- (4)経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉モニターを右上肢と下肢に装着する。
正答 (4)
正答は (4)。SpO₂ モニターを右上肢と下肢に装着します。
酸素を与えても改善しない中心性チアノーゼと心雑音があり、呻吟や陥没呼吸などの呼吸障害はないので、チアノーゼ性の先天性心疾患が疑われます。右上肢(動脈管より手前の血液=管前)と下肢(動脈管より後ろ=管後)の SpO₂ を同時に測ると、その差から動脈管を通る血流の向きや、新生児遷延性肺高血圧症との区別の手がかりが得られます。
【ほかの選択肢】
(1) 腹臥位にする モニタリングや処置がしにくくなり、心疾患の評価にも役立たない 誤り
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(2) 気管内吸引 羊水混濁はなく、気道の閉塞をうかがわせる所見もない 誤り
(3) 背部をこすって呼吸刺激 出生直後に自発呼吸がない児への刺激で、この児には当てはまらない 誤り
出典:2024年(令和6年) 助産師国家試験 問18(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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