予算管理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

管理会計論 管理会計論 問題13

予算管理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)ア.損益予算編成時の予算ゲームによって費用の過小見積もりが行われることで,利益目標の達成が容易になるように予算に組み込まれた余裕を予算スラックという。イ.企業内の各部門の管理者が予算編成に参画することで,自ら受容できる目標としての予算の策定が期待される。それによって,管理者が予算の達成に向けて動機づけられる。ウ.製造部門のようなコスト・センターの場合,原価の発生額についてのみ意思決定権限を有するため,プロフィット・センターとしての業績管理が行われることはない。エ.目標値としての予算の規範性は,総合的な利益管理の手段であることに求められる。これは,企業全体の利益目標を調和的に達成するために,各部門が自己の予算目標を達成しなければならないことを意味する。

正答 (5)
正答は (5)。参加型の予算編成は管理者の動機づけにつながり(イ)、予算の規範性は総合的な利益管理の手段であることに求められます(エ)。 予算管理の考え方の問題です。 【各記述】 ア 誤り。予算スラックは、達成を容易にするために収益を過小に、費用を過大に見積もって予算に組み込む余裕です。「費用の過小見積もり」が誤りです。 イ 正しい。管理者が予算編成に参加すると、自ら受け入れた目標となり、達成への動機づけが高まると期待されます。 ウ 誤り。製造部門のようなコスト・センターでも、社内振替価格を使うなどして擬似的なプロフィット・センターとして業績管理を行うことがあります。「行われることはない」が誤りです。
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エ 正しい。全社の利益目標を調和的に達成するため、各部門は自部門の予算目標を達成しなければならない、という意味で予算は規範性を持ちます。 正しいのはイとエで、(5) です。

出典:2022年(令和4年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題13(金融庁 公表)出典元ページ

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