管理会計の基礎知識に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

管理会計論 管理会計論 問題9

管理会計の基礎知識に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)ア.組織の経営管理のプロセスは,戦略的計画,マネジメント・コントロール,オペレーショナル・コントロールに分類される。この3 つのプロセスでは,組織における階層の違いを想定していない。イ.管理会計では,経営管理への役立ちという観点から,企業内部の経営管理者に対して目的適合的で有用な情報を提供することが求められる。そのため,管理会計情報では,適時性と迅速性が重視される。ウ.事業戦略と管理会計に役立つ手法には,自社の内部環境における強み(Strengths)と弱み(Weaknesses),外部環境における機会(Opportunities)と脅威(Threats)を分析し,戦略の策定に役立てるSWOT 分析がある。エ.バランスト・スコアカード(BSC)では,非財務の視点と財務の視点との間で因果関係が想定される。ここにおいて,非財務的な業績の向上が財務的な業績の向上に至るまでのタイム・ラグは考慮されない。

正答 (4)
正答は (4)。管理会計情報は適時性・迅速性が重視され(イ)、SWOT分析は内外の環境を分析して戦略策定に役立てる手法です(ウ)。 管理会計の基礎的な概念を問う問題です。 【各記述】 ア 誤り。戦略的計画・マネジメント・コントロール・オペレーショナル・コントロールの3分類は、トップ、ミドル、現場という組織の階層の違いに対応させて考えられています。 イ 正しい。管理会計は経営管理者の意思決定や業績管理に役立つ情報を提供するので、目的適合性とともに適時性・迅速性が重視されます。 ウ 正しい。SWOT分析は、内部環境の強み・弱みと外部環境の機会・脅威を分析して戦略の策定に役立てる手法です。
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エ 誤り。BSCでは、非財務の視点の成果(先行指標)が時間をおいて財務の成果(遅行指標)につながるという因果関係を想定しており、タイム・ラグを考慮します。 正しいのはイとウで、(4) です。

出典:2022年(令和4年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題9(金融庁 公表)出典元ページ

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