商人に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

企業法 企業法 問題1

商人に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)ア.最高裁判所の判例の趣旨によれば,信用金庫は商人ではない。イ.店舗その他これに類似する設備によって物品を販売することを業とする者は,商行為を行うことを業としない者であっても,商人とみなされる。ウ.商人のためにその平常の営業の部類に属する取引の媒介をすることを営業としてする者であって,その商人の使用人でないものは,商人ではない。エ.小商人は商人ではない。

正答 (1)
正答は (1)。信用金庫は商人でないとする判例(ア)と、店舗で物品を販売する者を商人とみなす商法4条2項(イ)が正しいです。 商人の定義(商法4条)と、代理商・小商人の位置づけを問う問題です。 【各記述】 ア 正しい。判例は、信用金庫は営利を目的としない協同組織の金融機関であり、商人に当たらないとしています。 イ 正しい。店舗その他これに類似する設備によって物品を販売することを業とする者は、商行為を業としなくても商人とみなされます(商法4条2項)。 ウ 誤り。これは媒介をする代理商の定義です(商法27条)。媒介の引受けは仲立ちに関する行為として営業的商行為に当たり(502条11号)、これを業とする代理商は商人です(4条1項)。 エ 誤り。小商人も商人です。商業登記・商号・商業帳簿などの一部の規定が適用されないだけです(商法7条)。 正しいのはアとイで、(1) です。

出典:2023年(令和5年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 企業法 問題1(金融庁 公表)出典元ページ

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