新株予約権に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

企業法 企業法 問題7

新株予約権に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)ア.新株予約権者は,株式会社の承諾を得て,募集新株予約権の払込金額の全額の払込みに代えて,当該払込金額に相当する金銭以外の財産を給付することができる。イ.譲渡制限新株予約権の新株予約権者は,株式会社に対し譲渡等承認請求をする際に,当該株式会社が譲渡を承認しない旨の決定をする場合には,当該株式会社又は当該株式会社の指定する者が当該譲渡制限新株予約権を買い取ることを請求することができる。ウ.株式会社が募集事項として募集新株予約権の払込金額及び払込期日を定めたときは,募集新株予約権の割当てを受けた申込者は,当該払込期日に,払込みをした募集新株予約権の新株予約権者となる。エ.新株予約権を行使した新株予約権者は,当該新株予約権を行使した日に,当該新株予約権の目的である株式の株主となる。

正答 (3)
正答は (3)。承諾を得れば金銭以外の財産を給付でき(ア)、行使した日に株主になります(エ)。 募集新株予約権の払込み・成立の時期と、譲渡制限新株予約権を問う問題です。 【各記述】 ア 正しい。新株予約権者は、株式会社の承諾を得て、払込みに代えて払込金額に相当する金銭以外の財産を給付し、又は会社に対する債権で相殺できます(246条2項)。 イ 誤り。譲渡制限株式の譲渡等承認請求では、承認しない場合の会社又は指定買取人による買取りを請求できます(138条1号ハ)。譲渡制限新株予約権の譲渡等承認請求(262条・264条)にはこの買取請求の定めがありません。
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ウ 誤り。割当てを受けた申込者は、払込期日ではなく「割当日」に新株予約権者となります(245条1項1号)。 エ 正しい。新株予約権を行使した新株予約権者は、行使した日に株主となります(282条1項)。 正しいのはアとエで、(3) です。

出典:2023年(令和5年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 企業法 問題7(金融庁 公表)出典元ページ

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