当社は単一製品を製造販売している。次の〔資料〕に基づき,以下の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選…
管理会計論 管理会計論 問題11
当社は単一製品を製造販売している。次の〔資料〕に基づき,以下の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(7点)〔資料〕1.当期の収益・費用売上高 18,000,000 円 (販売数量40,000 個)売上原価 12,000,000 円 (うち,変動製造原価9,600,000 円)販売費 2,389,400 円 (うち,変動販売費1,500,000 円)一般管理費 1,809,700 円 (全額固定費)2.次期の予算に関する情報⑴ 当期に比べて,販売価格を10 %引き上げる。また,目標販売数量を50,000 個とする。⑵ 当期に比べて,単位当たり変動製造原価は0.8 %減少し,単位当たり変動販売費は8.8 %増加する。⑶ 当期に比べて,固定製造原価は30 %増加し,また,固定販売費は150,345 円,一般管理費は265,617 円増加する。⑷ 期首・期末の棚卸資産は存在しない。ア.次期の損益分岐点売上高は,当期よりも979,245 円増加すると見積もられる。イ.当期の2 倍の営業利益を獲得するために最低限必要な次期の販売数量は45,516 個と見積もられる。ウ.次期の安全余裕率は,当期よりも低下すると見込まれる。エ.次期の損益分岐点比率は57.7%と見込まれる。
- (1)アイ
- (2)アウ
- (3)アエ
- (4)イウ
- (5)イエ
- (6)ウエ
正答 (5)
正答は (5)。当期の2倍の営業利益に必要な販売数量は45,516個で(イ)、次期の損益分岐点比率は57.7%です(エ)。
【当期】
単価450円、変動費 240+37.5=277.5円、貢献利益172.5円
固定費 2,400,000+889,400+1,809,700=5,099,100円
損益分岐点 5,099,100÷172.5=29,560個 → 13,302,000円
営業利益 40,000×172.5-5,099,100=1,800,900円
【次期】
単価495円、変動費 240×0.992+37.5×1.088=238.08+40.8=278.88円、貢献利益216.12円
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固定費 3,120,000+1,039,745+2,075,317=6,235,062円
損益分岐点 6,235,062÷216.12=28,850個 → 14,280,750円
【各記述】
ア 誤り。増加額は 14,280,750-13,302,000=978,750円です。
イ 正しい。(6,235,062+1,800,900×2)÷216.12=45,515.7…個 → 最低45,516個です。
ウ 誤り。安全余裕率は当期 (18,000,000-13,302,000)÷18,000,000=26.1%、次期 (24,750,000-14,280,750)÷24,750,000=42.3%で、上昇します。
エ 正しい。14,280,750÷24,750,000=57.7%です。
正しいのはイとエで、(5) です。
出典:2024年(令和6年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題11(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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