予算管理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

管理会計論 管理会計論 問題11

予算管理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)ア.予算管理の役割には,計画機能,調整機能,統制機能の三つがあり,そのうち,調整機能と統制機能は予算統制プロセスにおいてのみその役割を果たすものである。イ.予算による統制には,事前,期中,事後の三つの統制活動があり,各部門の予算と実績を比較し,それをもとに是正措置を取る活動は,事後統制に限られるものではない。ウ.ボトム・アップ方式の予算編成においては,利益計画との整合性が欠けることがあるため,トップ・ダウン方式との折衷方式が採用されることがある。エ.参加型予算管理では,各部門の予算管理者が予算編成に参加するので,予算スラックの発生を回避できる。

正答 (4)
正答は (4)。予算と実績の比較による是正は期中にも行われ(イ)、ボトム・アップ方式の欠点を補う折衷方式があります(ウ)。 予算管理の機能・統制・編成方式を問う問題です。 【各記述】 ア 誤り。調整機能は、各部門の計画をすり合わせる予算編成の過程でも大きな役割を果たします。調整機能と統制機能が予算統制の過程に限られるわけではありません。 イ 正しい。予算による統制は事前・期中・事後に分けられ、期中にも予算と実績を比べて是正措置を取ります。事後統制に限られません。 ウ 正しい。ボトム・アップ方式は現場の情報を生かせる一方、全社の利益計画と整合しないことがあるため、トップ・ダウン方式と組み合わせた折衷方式がよく採られます。
解説の続きをみる続きを閉じる
エ 誤り。参加型予算では、予算管理者が達成しやすい予算を求めて、かえって予算スラックが生じやすくなります。発生を回避できるわけではありません。 正しいのはイとウで、(4) です。

出典:2024年(令和6年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題11(金融庁 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「管理会計論」のほかの問題

  1. 2023年(令和5年)第Ⅰ回 管理会計論 問題2当工場では,材料Xを主要材料として製品Yを製造している。当工場における次の〔資料〕に基づ
  2. 2023年(令和5年)第Ⅱ回 管理会計論 問題3次の記述のうち,実際部門別個別原価計算に関して正しいものの組合せとして最も適切な番号を一
  3. 2024年(令和6年)第Ⅰ回 管理会計論 問題4当工場では,実際部門別個別原価計算を採用している。当工場には第1製造部門,第2製造部門,
  4. 2025年(令和7年)第Ⅰ回 管理会計論 問題5次の記述のうち,我が国の「原価計算基準」に照らして正しいものの組合せとして最も適切な番号
  5. 2025年(令和7年)第Ⅱ回 管理会計論 問題7標準原価計算に関する次の記述のうち,原価計算の理論および我が国の「原価計算基準」に照らし
  6. 2022年(令和4年)第Ⅰ回 管理会計論 問題10当社は,品質管理問題に取り組むため,品質原価計算を導入している。次の〔資料〕に基づき,以

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク