株主総会に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

企業法 企業法 問題8

株主総会に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)ア.監査役は,株主総会において,株主から特定の事項について説明を求められた場合には,当該事項が当該株主総会の目的である事項に関しないものであることを理由として,説明を拒否することはできない。イ.監査役設置会社において,株主総会に係る招集の手続及び決議の方法を調査する検査役が会社法所定の手続によって選任され,当該検査役の報告を受けた裁判所が,一定の期間内に株主総会を改めて招集することを命ずる場合には,当該会社の取締役及び監査役は,当該検査役の報告の内容を調査し,その調査の結果を裁判所に報告しなければならない。ウ.監査役は,取締役が株主総会に提出しようとする議案,書類その他法務省令で定めるものを調査した場合において,法令若しくは定款に違反し,又は著しく不当な事項があると認めるときは,その調査の結果を株主総会に報告しなければならない。エ.株主総会においては,その決議によって,監査役が当該株主総会に提出し,又は提供した資料を調査する者を選任することができる。

正答 (6)
正答は (6)。監査役は違法・著しく不当な議案を総会に報告し(ウ)、総会は提出資料の調査者を選任できます(エ)。 株主総会における役員の説明義務と監査役の報告義務を問う問題です。 【各記述】 ア 誤り。取締役・監査役などは株主から説明を求められた事項について説明しなければなりませんが、その事項が総会の目的である事項に関しないものであるときなどは説明を拒めます(会社法314条)。 イ 誤り。裁判所が総会の招集を命じた場合、取締役(監査役設置会社では取締役及び監査役)は検査役の報告の内容を調査し、その結果を、裁判所ではなく、その株主総会に報告します(307条3項)。
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ウ 正しい。監査役は取締役が総会に提出しようとする議案などを調査し、法令・定款違反や著しく不当な事項があると認めるときは、調査結果を総会に報告します(384条)。 エ 正しい。総会の決議で、取締役・会計参与・監査役・監査役会・会計監査人が提出又は提供した資料を調査する者を選任できます(316条1項)。 正しいのはウとエで、(6) です。

出典:2025年(令和7年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 企業法 問題8(金融庁 公表)出典元ページ

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