多角測量の単路線がほぼ南北方向にあるとき、方向角及び距離の誤差がX座標とY座標に及ぼす影響に関する次の記述中、正しいもの…
知識試験 第45問
多角測量の単路線がほぼ南北方向にあるとき、方向角及び距離の誤差がX座標とY座標に及ぼす影響に関する次の記述中、正しいものはどれか。
- (1)方向角のみに誤差があるときは、X座標に対する影響の方が大きい。
- (2)方向角のみに誤差があるときは、X座標、Y座標に対する影響は同じである。
- (3)距離のみに誤差があるときは、X座標に対する影響の方が大きい。
- (4)距離のみに誤差があるときは、Y座標に対する影響の方が大きい。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
【考え方】
路線がほぼ南北方向(X軸方向)にあるとき、距離の誤差は路線に沿った向き、つまりX方向の位置のずれとして現れます。一方、方向角の誤差は路線を左右に振る向き、つまり路線に直角なY方向のずれとして現れます。
【(3) 正しい。これが正答】
距離Sに誤差δSがあると、座標の変化は ΔX=δS・cosα、ΔY=δS・sinα です。方向角αがほぼ0°(北向き)なので、cosα≒1、sinα≒0 となり、X座標への影響の方が大きくなります。
【(1) 誤り】
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方向角に誤差δαがあると、座標の変化は ΔX=−S・sinα・δα、ΔY=S・cosα・δα です。α≒0° では ΔX≒0、ΔY≒S・δα となり、影響はY座標の方が大きくなります。
【(2) 誤り】
(1) のとおり、方向角の誤差の影響はY座標に偏ります。X・Yへの影響が同じになるのは、路線が座標軸に対して45°の向きにある場合です。
【(4) 誤り】
距離の誤差の影響はX座標の方が大きくなります。
【覚え方】
距離の誤差は「縦」(路線方向)、角の誤差は「横」(路線に直角)に出る、と図で覚えると、東西方向の路線の場合にも応用できます。
出典:令和5年度 土地改良換地士資格試験 知識試験 問45(農林水産省 公表)出典元ページ
最終更新日
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