配偶者の居住の権利に関する次の記述中、最も適切なものはどれか。…

知識試験 第9問

配偶者の居住の権利に関する次の記述中、最も適切なものはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。最も適切なのはこれです。 【(4) 適切。これが正答】 民法第1028条第1項ただし書は、被相続人が相続開始の時に居住建物を配偶者以外の者と共有していた場合には、配偶者居住権を取得できないとしています。他の共有者の持分にまで配偶者の無償の居住権を負担させることはできないからです。 【(1) 不適切】 配偶者短期居住権は、登記をすることができる権利ではありません。不動産登記法第3条の登記できる権利に含まれるのは配偶者居住権で、短期居住権は第三者に対抗する仕組みを持ちません。 【(2) 不適切】
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配偶者居住権を取得できるのは、配偶者が被相続人の財産に属した建物に相続開始の時に居住していた場合です(第1028条第1項)。居住していなかった建物について取得することはできません。 【(3) 不適切】 配偶者居住権は、配偶者の死亡によって消滅し(第1036条で準用する第597条第3項)、相続の対象になりません。配偶者の居住を保護するための一身専属的な権利です。 【整理】 配偶者居住権は、遺産分割・遺贈・死因贈与・家庭裁判所の審判で取得し、原則として終身、登記で第三者に対抗できます。配偶者短期居住権は、相続開始時に無償で住んでいた建物に一定期間住み続けられる権利で、登記はできません。

出典:令和7年度 土地改良換地士資格試験 知識試験 問9(農林水産省 公表)出典元ページ

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