公共測量によって作成された基準点成果表の記載事項に関する次の記述中、最も適切なものはどれか。…
知識試験 第44問
公共測量によって作成された基準点成果表の記載事項に関する次の記述中、最も適切なものはどれか。
- (1)真北方向角は、平面直角座標のx軸と真北の成す角であり、原点より西側の場合は符号がマイナスになる。
- (2)縮尺係数は、球面上の距離を座標面上の距離に変換するための係数であり、平面直角座標の原点付近の係数は1.0000である。
- (3)方向角は、観測点を通る平面直角座標のx軸から視準点の方向に向かって右回りに測った角度である。
- (4)ジオイド高は、地球楕円体からジオイド面までの高さであり、地球楕円体からの高さ(楕円体高)にジオイド高を加えることで標高を求めることができる。
正答 (3)
正答は (3)。最も適切なのはこれです。
【(3) 適切。これが正答】
基準点成果表の方向角は、その点を通り平面直角座標系のX軸に平行な方向(座標北)から、視準点の方向に向かって右回りに測った角です。真北から測る方位角とは、真北方向角の分だけ違います。
【(1) 不適切】
真北方向角は、座標北(X軸の方向)と真北との間の角です。符号は、座標系原点より東側ではマイナス、西側ではプラスになります。西側をマイナスとする本肢は逆です。
【(2) 不適切】
縮尺係数は、球面(楕円体面)上の距離を平面直角座標上の距離に換算するための係数ですが、座標系原点付近の値は0.9999です。1.0000になるのは、原点からY軸方向に約90km離れた所です。
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【(4) 不適切】
ジオイド高は、地球楕円体面からジオイド面までの高さです。標高はジオイド面からの高さなので、楕円体高からジオイド高を差し引いて求めます(標高=楕円体高−ジオイド高)。加えるとする本肢は誤りです。
【整理】
方向角 座標北から右回り
方位角 真北から右回り
方位角=方向角−真北方向角(符号に注意)
GNSS測量で求まるのは楕円体高なので、標高を得るにはジオイド高を差し引く、という流れも合わせて覚えてください。
出典:令和7年度 土地改良換地士資格試験 知識試験 問44(農林水産省 公表)出典元ページ
最終更新日
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