63歳、女性。週3回血液透析を受けている。身長158 cm、ドライウエイト52 kg(標準体重55 kg)、血圧160/…

午後の部 第193問

63歳、女性。週3回血液透析を受けている。身長158 cm、ドライウエイト52 kg(標準体重55 kg)、血圧160/92 mmHg、無尿、透析間体重増加量は中2日で3.0 kg。透析前の血液検査では、血清クレアチニン値9.1 mg/dL、血中尿素窒素値86 mg/dL、血清カリウム値5.5 mEq/L、血清リン値6.0 mg/dLであった。血液透析による血中からの物質の除去に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

正答 (1)
正答は (1)。正しいのはこれです。 血液透析は、半透膜を通して、血液中の物質を濃度の差(拡散)で透析液側へ移して除きます。分子が小さく、水に溶け、たんぱく質と結合していない物質ほど除去されやすくなります。カリウムは小さな電解質で、透析液のカリウム濃度も低くしてあるので、よく除かれます。カルシウムは一部がアルブミンと結合しており、透析液にもカルシウムが含まれていて補われるので、カリウムほどは除かれません。 【ほかの選択肢】 (2) 鉄とリン 鉄はトランスフェリンなどのたんぱく質と結合しているので、ほとんど除かれない。リンは除かれる(ただし十分ではない) 誤り
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(3) ビタミンAと葉酸 ビタミンAは脂溶性でたんぱく質と結合しており除かれにくい。水溶性の葉酸のほうが除かれやすい 誤り (4) 遊離脂肪酸とアミノ酸 遊離脂肪酸はアルブミンと結合しており除かれにくい。アミノ酸は小さな水溶性の分子で除かれやすい(透析で失われる) 誤り (5) IgMとβ₂ミクログロブリン IgMは分子量が約90万と非常に大きく、ほとんど除かれない。β₂ミクログロブリン(分子量約1万2千)のほうが除かれやすい 誤り ※表示の選択肢(5)の「γ 1」「β 2」は、紙面では下付きの数字(γ₁・β₂)です(問題文の傷)。

出典:第26回 管理栄養士国家試験 問193(厚生労働省 公表)出典元ページ

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